健康に生きていくために 3
低下した心臓のポンプの力の範囲内で生活をすることが最大のポイントです。
そのためには心臓に負担をかけないだけの活動量を守ることと、塩分の摂取量を減らすことが重要です。
どの程度動いてよいかは、医師の総合的な判断の結果で指示されます。
ベッド内の生活を余儀なくされることもありますし、室内だけは自由にしてよいということもあります。
身体的な安静を保つだけではなく、心の面の安静も重要で、心配ごとや不安・緊張などがあると心拍数がふえたりして心臓に負担をかけることになります。
塩分を減らした食事をし続けることは、食欲の低下や欲求不満をもたらしむずかしいものですが、とても重要なことです。
栄養士の援助を得て頑張ってほしいものです。
塩分制限だけでは足りない部分は利尿剤が投与されます。
強心剤としてよく治療に使われる薬にジギタリスがあります。
この薬は0.5mgとか0.25mgとかひじょうにこまかく投与量が決められ、副作用に注意しながら慎重に使われます。
指示どおりに服用することと、食欲不振や吐き気、嘔吐、下痢、脈の乱れなど副作用の出現に気づいたときはすみやかに主治医と連絡をとることが大切です。