健康に生きていくために 5
逆に、収縮の回数が極端に減ってしまうとやはり脳の血流が少なくなるために同様の症状が起こります。
健康な心臓は、毎分60~80回規則正しく収縮を繰り返しますが、実際には健康であっても結滞があったり、急に脈が速くなる発作が起こったりすることがあります。
つまり不整脈のなかには心配のないものと治療を必要とするものとがあるのです。
脈の異常に気がついたら、(1)どんなときに、(2)どのように出現して、(3)どのように消失したか、(4④どれくらいの間続いたのか、(5)脈拍の数、リズムはどうだったか、(6)脈拍の異常以外に症状がなかったか、を整理してまず医師に相談して下さい。
心筋梗塞やジギタリスの服用と関連して起こることが多いのですが、ふだんから自分の脈拍をとるのに慣れておきましょう。
心臓の異常は、直接生命と結びつけて考えられやすく、不安を伴いやすいものです。
生命に別状ない発作的な頻脈とわかっている場合でも、このまま心臓がとまってしまうのではないかとあせってしまいますが、信頼できる医師の指示で薬を飲んだりして、自分の心臓とつきあっていく覚悟が必要なようです。
脈拍の数が多いばかりでなくリズムもでたらめであったり、顔面蒼白、冷や汗、胸内苦悶、意識障害などを伴うときは、一刻も早く治療を受ける必要があります。
一般状態がさほどわるくないときにはあわてる必要はありません。