健康に生きていくために 7
上手にコントロールせず血圧が高いままにすると、腎臓、心臓、脳に障害が出て、腎不全、心不全、脳卒中(特に脳出血)をひき起こすことになります。
しかし、血圧はひじょうに変動しやすいので1回の測定では判断できず、日や時間を変えて血圧値の傾向をつかまなければならないこと、病院など親しくない環境で緊張してはかると高く出るなどの問題があるので、家庭での自己測定がすすめられます。
自分で測定する場合には継続的にはかること、日内変動、季節変動などをチェックして、データは医師に判断してもらう必要があります。
高血圧の原因となる病気が存在する場合には、その治療がまず必要です。
はっきり本態性と判明した場合には、血圧を下げて、心臓血管系の合併症を予防することが目指すべきゴールです。
軽症の場合は体重・摂取塩分・生活のリズム(睡眠、運動など)などの管理でコントロールすることができます。
降圧剤を投与された場合は指示どおり服用して下さい。
薬不信から飲んだり飲まなかったりすると、薬によっては逆効果になることがあります。
降圧の効果が大きすぎると血圧が下がりすぎて頭がポーッとしたり、頭痛や気分不快をうったえることがありますが、高血圧に伴う症状と類似しているので要注意です。
高血圧=脳卒中などと短絡的に考えないで、生活習慣の改善を含めて長期戦で地道に努力すれば、コントロールできるのです。